雪解け牡蠣が今年もはじまる!【2018春季限定】
日本テレビ系列で生放送されている朝の情報番組「スッキリ」で陸前高田市米崎町の牡蠣生産者である佐々木学さんが取り上げられます。
2018年3月9日(金)放送予定です。お見逃しなく!!
目次
牡蠣の旬は冬だと思われがちですが
牡蠣といえば、冬の鍋の具材となったり冬季の限られた時期に食べるものだと思われていることが多いです。
実際このサイトのアクセス数も毎年3月に入ると落ちますw
ですが、平均滞在時間は伸びます。この時期からは本当の牡蠣好きさんが閲覧していただいているのでしょう。
話が逸れてしまいましたが。。。
実は春の牡蠣は旨い
牡蠣生産者に「いつの牡蠣が好きですか?」と聞くと「春」と答えることが実は多いのです。
中でも今回ご紹介する「雪解け牡蠣」が作られている陸前高田市米崎町はその地形と風土の影響により春の時期の牡蠣がとても美味しいです。
牡蠣の餌はプランクトン
牡蠣は海水中に浮遊する植物プランクトンを食べて栄養を蓄えています。そのプランクトンが多く発生するのが春です。
冬の終わりが近づき、春になってくると太陽の光が強くなり始めます。太陽が海を照らし、海中には多くのプランクトンが発生します。
また、海中の温度が最も下がるのは実は春頃で、海面の温度が下がると海水は上下の循環を繰り返し、さらに春特有の偏西風が波と共に海中のプランクトンを均等にかき混ぜます。
それによってこの時期の牡蠣は栄養価が高く、旨いのです。
さらに米崎は広田湾の中でも内湾に位置することから水深が浅く、プランクトンでいっぱいになります。
山の栄養分もたっぷり
海に迫りたつ半島の付け根にある箱根山からは、広田湾のさらに先の方向に気仙沼唐桑半島の山の背、その逆方向には大船渡湾(赤崎湾)を望むことができます。
天然のヤマメや鮎が育つ気仙川が湾に直接注ぎ込みます。そのため、牡蠣の餌である植物プランクトンの栄養源であるミネラルをたっぷり含んだ水を森から運んでいます。
詳しくはこちらの記事も読んでみてくださいね。
まとめ
春の牡蠣は、牡蠣生産者が本当にオススメする一番美味しい時期です。ですが、陸前高田市近郊以外で、この時期の雪解け牡蠣が市場に出ることはありませんでした。
牡蠣が全国の魚市場で扱われる時期は、一般消費者が牡蠣を欲しがる時期、つまり一般的な牡蠣の旬だと思われている冬の時期です。
そのため魚市場でも需要の下がる春の時期には牡蠣を取り扱わないところもあります。
美味しいのに、地元だけしか食べられない、本当に旨い牡蠣。
牡蠣Barにて楽しめます!!(2018年4月1日リリース予定)
ぜひ春牡蠣の雪解け牡蠣を堪能してみてくださいね^^

あずまよしのぶ

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